No.23

新庄発・・・短信集8  2002.8/16

到着順 文責:遠藤敏信

天気続きで稲も花が咲き出したと思ったら、バケツをひっくりかえしたようなドシャブリ。おてんと様は気まぐれです。最上町:阿部昭雄

戸沢村(新庄市の西に隣接する村)の天然記念物「神代杉」を見に行く。「幻想の森」にふさわしい杉林が山頂に広がる。都会の人が見たら、NHKのドラマの「さくら」ちゃんが見たらWAWOO−(ウワォー)と言って喜びそうだ。が、しかし、吉野君に言われると、「使い物にならない杉が残っただけ」ということになる。小泉:三原茂夫

8月11、12日の大雨で出穂したばかりの稲がすごくきれいに見えます。残暑きびしいですが、がんばりましょう。仁田山:星川吉和

農業の総兼業化と言われて久しいが、村の行事や共同作業は日曜日に集中する。810日(日)、天候が思わしくなかったが、減反田にそば(最上早生)のは種作業を無理してでもやってしまおうとなった。ところが雨降りでドシャブリ。2日続きで水がたまりっぱなし、発芽が心配。野中:今田多一

お盆の14日、今、夕食を食べている人が28人、大家族です。酒を飲む人、ビールを飲む人、飯を食べている人、走り回っている小さな孫達。常には、大人5人家族だから、本当ににぎやかです。その分、都会はしずかだべなあ〜。谷地小屋:高橋保広

915日、旧農林省蚕種試験場跡地に早稲田大学新庄バイオマスセンターが正式にオープンすることが決まりました。ネットワーク農縁の仲間が中心となり、大友教授に研究所を新庄に誘致する話を始めたのは昨年の春、雪解けの頃だったと思います。これから、バイオマスセンターと共同で発酵有機肥料や、堆肥、植物から作ったアルコール燃料で農機具を動かすなどに取り組む予定です。

仁田山:星川公見

13日、夕方から盆礼でお寺に行き墓参りをしたあと、仏様を拝みに村の親戚を回る。「まずは一杯」と勧められるままに飲むと、一杯づつ飲んでも11杯。14日、この日は毎年、山行きと決めている。ヤブこぎの荒行。15日、鳥越八幡の祭り。村以外の親戚、友人が仏参りを兼ねてやってきて近況報告がてら飲み祭り。16日、鳥越神楽のお盆公演。...で、終わればまたまた「反省会」。今週農作業は野菜の収穫以外はルス。つまり、盆というのは男たちは飲む一方だが、女たち(とくに長男のヨメ)にとっては、さまざまな「田舎」料理を作り、帰省客を迎えたり、多くの客の接待をこなし、夜遅く

宴の後片づけをするという、大変な日々となる。鳥越:むらのじゅうにん