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最終更新日 2023年02月10日




連載:第3回 GM企業の本当の狙い ■■■■

世界のGM企業のねらいはアメリカ、カナダが進んでいて、EUや日本は拮抗状態です。

アメリカやカナダでモンサント社は、「契約を交わしてから向こう3年間、モンサント社の私設警察が農場に立ち入る事を許さなくてはならない、たった1年の契約であっても3年間の立ち入りを許すという条項です。モンサント社は非常に大規模な私設の警察機構を持っており、」「その警察でもって契約の徹底を行なっています。この契約書の裏にもあり、他のパンフレットにも広告を出していますが、「もし近隣の農家がライセンスなしでGM作物を栽培している事が疑わしい場合には情報提供をお願いします」と書いてあります。」「情報が寄せられたらまず2人のモンサント私設警察官をその農家に送り「ライセンスなしでうちのGM作物を作っているのではないか」と言います。農家の方は、「とんでもない、お宅から種子を買った事は一度もない」と言います。すると「お前は嘘をついている。正直に言わなければ裁判沙汰にするぞ。そして裁判が終わる頃には農地を全て失う事になるぞ」と脅します。」(パーシー・シュマイザー)

EUでは、1998年以降「新しいGM作物は認めない。新規申請は認めない」と凍結しましたが、アメリカがWTOにそれは貿易障壁だと提訴し、EUは敗訴しました。しかし、フランス、ドイツ、オーストリア、ルクセンブルグ、ギリシャ5カ国は、その判決を認めず、GM禁止を続けました。おりしもモンサント社が行っていたマウスのGM秘密実験(腎臓に異常がおき、血液成分が変わってしまう)が暴露されました。

日本に対しては、大豆、トウモロコシ、菜種などの自給率が極めて低いことを背景に、GM食品摂取のモルモットにすると同時に、農水省は特許戦争の中で、イネのGM特許は誰にも負けじと、人々の健康や環境や生命への配慮は二の次だとして、血道をあげているのです。

アルゼンチンではモンサント社は経済破綻による株価の暴落に目をつけ、アルゼンチンの種子会社をことごとく買収し、種子の独占をした上で、モンサント社のGM種子を売り込み、GMの栽培を一気に進めているのです。

遺伝子組み換え体(GMO)汚染目録英国のNPO・遺伝子ウォッチ(GeneWatch UK)とグリーンピース・インタナショナル(Greenpeace International)が3月8日、世界で初めての遺伝子組み換え体(GMO)汚染目録と、GM作物の大規模商業栽培が始まった1996年以来のGMO汚染・違法な栽培と放出・農業への悪影響に関する公的・科学的文献に報告されたケースを再吟味する報告書を発表した。それによると「 GM汚染目録からのデータは、GM汚染があらゆる開発段階でおき得ることを示している。誤認、貧弱なコントロール、実験所における適切なコントロールの意識の欠如は、世界中に流通しているGMトマト・ズッキーニ・トウモロコシ種子とGM豚からの肉が食品チェーンに入るのにつながった。屋外実験に使われる種子は、英国における科学的な農場規模の評価実験でさえ、他のGM作物によって汚染されていることが分かった。実験的試験は近隣作物の汚染につながった。花粉による交雑と貧弱なコントロールは、非GM種子と援助食料の汚染につながった。ブラジル、インド、ルーマニアにおける違法なGM作物大規模栽培は、科学者が行う違法な試験やそれらの適切な封じ込めの失敗とともに、”厳格に封じ込めらている”と主張される場合でさえ、GMOがしばしばコントロール外になることを示している。」(農業情報研究所 06.3.11)

GM企業は、一方で政治的、経済的力によってGMを受け入れさせ、他方では、GM種子とGM食品を人々にあまり意識させない内に使わせ、汚染させ、食べさせ、あきらめさせること、特許権によって世界の農業と食料を支配することが、GM企業の本当の狙いだと思われます。



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